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2015 年度 研究成果報告書

対テロ武力行使における必要性・均衡性原則が与える武力行使法規範間の影響関係の研究

研究課題

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研究課題/領域番号 25870673
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 国際法学
国際関係論
研究機関東京国際大学

研究代表者

根本 和幸  東京国際大学, 国際関係学部, 准教授 (40453617)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード自衛権 / テロリズム / 必要性 / 均衡性 / 国際連合
研究成果の概要

本研究は、領域統治能力を欠いた領域に所在するテロリストに対する武力行使に伴う必要性・均衡性原則の評価基準を明確化し、武力行使の開始の合法性を評価する国際法と武力行使中の行為態様を評価する国際法の適用関係または相互影響関係を位相に応じて分析し体系化を行うものであった。その結果、テロリストへの武力紛争法の適用の困難さを前提に、伝統的な正当化根拠としての自衛権に依拠して正当化する事例が多いが、その「武力攻撃」の発生時期および攻撃主体の概念は柔軟に解釈され拡大された分、攻撃対象の選定といった識別や無差別攻撃の禁止という武力紛争法の規範が自衛権の必要性・均衡性原則の基準として機能していることを導出した。

自由記述の分野

国際法学

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公開日: 2017-05-10  

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