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本研究では，ワイヤ筋電図およびMR拡散強調画像を用いて体幹深部筋である大腰筋活動量を定量的に評価し，大腰筋強化に有効なエクササイズを検討した．その結果，腹筋運動や下肢挙上エクササイズにおいて，大腰筋は股関節が深く曲がっているphaseで活動量が大きかった．また，Bridge exerciseではElbow-toe（肘とつま先で体幹を保持）やElbow-knee（肘と膝で体幹を保持）で大腰筋の活動量が大きかった．
以上より，大腰筋強化には股関節深屈曲位での股関節運動やElbow-toe，Elbow-kneeなどのエクササイズが有効であることが示唆された．
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