研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は、途上国における森林減少・劣化防止を通じた気候政策であるREDD政策を研究対象とし、タンザニアの参加型森林管理(PFM)のREDD適用における可能性と課題を明らかにすることである。調査の結果、REDDによる経済インセンティブはタンザニアのPFMの拡大・発展の可能性を持つものの、安直なREDDへの適用は現在のPFMが抱える政府・地域のキャパシティや理解の不足といった様々な課題がますます拡大する懸念をはらむことが明らかになった。
環境政策学、地域研究