研究課題
若手研究(B)
本研究は、最澄・空海が日本にもたらした中国・唐代の文献『三教不斉論』に訳注をほどこし、『三教指帰』注釈書をテキスト化することを目的とした。具体的には、(1) 『三教不斉論』を詳細な注釈とともに現代語訳して刊行した。(2) 『三教指帰』注釈書の一部を近代以降に刊行された本をもとにテキスト化した。(3) 平成26年度には国際仏教学会(ウィーン)、平成27年度には国際宗教史学会(ドイツ・エアフルト)に出席して、成果を発表した。
人文学