研究課題
若手研究(B)
金属錯体・有機分子・酸化グラフェンを交互積層法を用いて、pKa勾配を持つプロトン伝導に適した構造体の作製を目指して研究を進めた。まず、炭素材料に吸着可能なルテニウム錯体を合成した。ルテニウム錯体にはピレンアンカー基を導入し、HOPGに対する吸着挙動を明らかにした。またピレンアンカー基を導入したルテニウム錯体を用いて、ナノチューブやHOPGなどの炭素材料への吸着挙動を明らかにし、錯体から炭素材料への電子移動速度を比較した。
錯体化学