研究課題
若手研究(B)
本研究では、常酸素下運動と15%低酸素下運動が脳循環調節機能に及ぼす影響を評価した。脳循環調節機能の評価には、周波数解析・伝達関数解析および大腿カフ解除法を用いた。周波数解析・伝達関数解析の結果から、15%低酸素下運動では、運動前と比べ、高周波数帯(0.2~0.35 Hz:3.3~7.7秒/1周期)の領域で、脳循環調節機能の悪化が示唆された。しかしながら、大腿カフ解除法では脳循環調節機能の悪化の可能性は示唆されなかった。
環境医学