米国シアトルにおける、IT知識労働者を基盤とした多様化・多峰化した知識労働者主導型産業集積の最新の構造と政策的影響(2012-2015)を、研究レビュー、統計分析、アンケート調査、インタビューをもとに分析・再構成し、学会報告、論文として公表した。 研究の結果、ソフトウェア産業を中核とする10万規模の技術者集積が形成され、集積効果がソフトウェア、インタラクティブ・メディア、医療・製薬、航空宇宙にまで拡大したこと、州・都市自治体の都市政策や文化芸術政策が、知識労働者にとり魅力的な都市形成を促進し、世界レベルの知識労働者主導型・多峰化した産業集積強化にプラスに働いたことを、具体的にデータで示した。
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