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2014 年度 研究成果報告書

EGFR阻害剤の副作用を低減する頭頚部扁平上皮癌併用療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 25870841
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 外科系歯学
機能系基礎歯科学
研究機関神奈川歯科大学

研究代表者

宮本 千央  神奈川歯科大学, 歯学研究科(研究院), 研究員 (50633963)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワードCXCl14/BRAK / 頭頚部扁平上皮癌 / ケモカイン / 歯科薬理学
研究成果の概要

我々はこれまでに,血管攣縮治療薬ファスジルが生体の抗腫瘍タンパクBRAKの細胞外分泌促進を介し腫瘍増殖を抑制することから,抗腫瘍薬として応用できることを証明してきた。これはファスジルのBRAK細胞外分泌亢進作用により現在口腔癌で臨床適応されている分子標的薬セツキシマブの効果を増強することができる可能性を示す。そこで本研究ではEGFR阻害剤とファスジルの併用を検討した。その結果、セツキシマブにより合成促進されたBRAKがファスジルにより効率的に細胞外に分泌されることが確認された。この結果はセツキシマブの効果を増強する,若しくはセツキシマブの使用量を減らし副作用を減らすことができる可能性を示す。

自由記述の分野

歯科薬理学

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公開日: 2016-06-03  

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