研究成果の概要 |
SSRIの一種であるフルボキサミンによってAkt-1のリン酸が増加することを示した。そこで、さらにプロテオミクス的手法を用い抗うつ薬により変化する蛋白質の発現量を解析した。 SNRIであるミルナシプラム耐性HT22細胞を作成し、対照のHT22細胞との間で、蛋白質の発現の差をプロテオミクス的手法を用いて解析した。両群の比較を2D-DIGE法を用いて二次元電気泳動後、MSにて蛋白質を解析した。その結果、tRNA ligase, glucose-regulated protein, Histone-binding proteinなどの蛋白質変化を認めた。
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