研究課題
若手研究(B)
クルマエビの雄の生殖腺に存在するD-グルタミン酸の生理機能を明らかにするために、生殖腺を精巣、輸精管および生殖口に分けてD-グルタミン酸の分布を測定したところ、全ての組織にD-グルタミン酸は検出されたが、特に輸精管では全グルタミン酸の80%をD体が占めていた。さらに、動物組織で初めてグルタミン酸ラセマーゼ活性が検出されたことから、クルマエビに存在するD-グルタミン酸の生合成経路が明らかとなった。
生化学