研究課題
若手研究(B)
刺激によって細胞が興奮すると、軸索終末部に存在するCa2+チャネルからCa2+が流入することによってシナプス小胞が細胞膜と融合し、神経伝達物質が細胞外へと放出され(開口放出)、これによって神経細胞間の情報伝達が行われる。開口放出やその後のエンドサイトーシスに重要な役割を持つCa2+チャネルのサブタイプを同定したり、開口放出前後の関連タンパク質の動態を明らかにすることによって、シナプス前部におけるシナプス小胞サイクルについて新たな知見を得ることができた。
神経科学