研究課題
若手研究(B)
本研究は漢字の成り立ちを明らかにすることを主目的とし、最古の漢字資料である甲骨文字の分析を中心とした。論文として「甲骨文字の字種整理」を発表し、また一般向けの書籍として『漢字の成り立ち』を出版した。前者は辞典製作における親字の設定方法を論じたものであり、後者では漢字の歴史などのほか近代の研究の問題点や新しい研究方法を示した。そして最終的な成果として『甲骨文字辞典』を製作・出版した。
甲骨文字研究