地域で生活している住民を対象に、がん終末期を迎える人に対する認知・関心・支援の現状を調査し、がん終末期を迎える人に対して身近な人々が提供できる支援等の情報を発信し、地域で支えるための啓発プログラムの考案、試行、評価を行うことを目的とした。調査では、若者と、大学が立地する地域住民を対象にアンケート調査を実施した。若者と若者以外では調査結果が異なり、世代による特徴を反映した啓発プログラムが必要であると考えられた。啓発プログラムの試行では、若者と、大学が立地する地域住民を対象に実施した。さらに地域で活躍するがん患者会への参加や運営協力、企業との打ち合わせを通して資料収集とアイデア検討を行った。
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