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2016 年度 研究成果報告書

神経難病患者の療養環境における家族の影響に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 25870948
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 ジェンダー
社会福祉学
研究機関関西福祉科学大学

研究代表者

酒井 美和  関西福祉科学大学, 社会福祉学部, 助教 (70454436)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワード社会福祉 / ジェンダー / 難病 / ALS
研究成果の概要

本研究の目的は、家族関係や療養環境が神経難病患者(ALS)の人工呼吸器装着・非装着に与えている影響について示すことである。そのために、在宅療養の構築の過程についてインタビューを行い、ジェンダー視点で検討した。
その結果、以下の2点が示唆された。第一に、女性の家族は主介助者となりやすく、それにより、ALS患者の在宅生活が可能となっていることが挙げられる。在宅生活が可能となることで、ALS患者は人工呼吸器装着の選択へと結びつく可能性が示唆された。第二に、主介助者が男性の家族の場合には仕事を継続し、介護サービスを利用することで、ALS患者の在宅生活が継続可能となることが示唆された。

自由記述の分野

社会福祉

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公開日: 2018-03-22  

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