本研究の目的は、急速な人口減少と高齢化が進む中山間・離島地域における小地域ネットワーク活動の現状及びその効果的な活動の継続について明らかにすることである。研究成果として、地域住民や要援護者を支える集団支援(例:ふれあい・いきいきサロン活動)、さらに、要援護者へ個別の働きかけを行う個別支援(例:見守り活動)双方が有機的に連携をしながら活動を継続することが重要であることが明らかになった。さらに、中山間・離島における地域包括ケアシステム構築の際の、小地域ネットワーク活動の重要性についても実証的に確認することが出来た。
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