本研究は、Family System Test (FAST)で使用する検査器具の仕様を一部変更し、規定の検査方法による一面的な家族構造の評価だけではなく、父母の測定も行い、三者間(父母子)の評価のズレを多面的にとらえる新しい評価軸を加え、その評価方法を検証し、FASTにおける新しい評価システムを構築することを目的としてきた。 新しい評価軸を加えた検査を実施したが、統計処理で時間が掛かり、現在分析中である。また当初の予定人数より集まらなかったため、計画を変更し再度募集をかけたが、それでも研究協力が得にくい状況が続いた。
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