近年、技術者に対しては幅広い専門知識に加え、国際社会をリードする能力を有し、生産システムの改善を生む創造力、そして、現場に根ざした提案力・実践力が求められるなど、人材ニーズは変化し高度化してきている。本研究においては、国内外の大学と連携した国際連携型技術者育成基盤を構築することを目的とし、教育実践により評価および検証することで、その有用性を示した。本研究で提案する実践的な技術者育成カリキュラムを導入することで、国内外の大学生と高専学生とチーム・ベースのプロジェクトとして実習し、国際連携型の実践的な人材育成を行うことができ、海外展開を行う企業での技術者育成を支援するものとして有用であると考える。
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