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2016 年度 研究成果報告書

冷・温水期におけるジュゴンの摂餌場利用特性の比較

研究課題

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研究課題/領域番号 25871062
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 水圏生産科学
生物資源保全学
研究機関京都大学 (2014-2016)
総合地球環境学研究所 (2013)

研究代表者

市川 光太郎  京都大学, フィールド科学教育研究センター, 准教授 (70590511)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2017-03-31
キーワード受動的音響観察 / ジュゴン
研究成果の概要

スーダンにおける治安悪化により、調査地をタイ国とマレーシアに変更した。温水期のタイ国トラン県タリボン島に生息するジュゴンの発声頻度行動は時刻、潮位、潮流に影響をうけて変化した(p<0.05)。温水期のマレーシア・ジョホール州ティンギ島周辺海域において一日中鳴音が観察されていた。これは複数個体が当該海域に入れ替わり来遊していたことを示す。冷水期のタイ国では夜間に摂餌場に来遊し、温水期のマレーシアでは正午以降日没までに摂餌場に来遊した。2海域は同じ気候帯に属しているため、季節的な回遊に大きな差異はないとすると、温水期と冷水期でジュゴンの摂餌回遊パターンが異なる可能性がある。

自由記述の分野

水中生物音響学

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公開日: 2018-03-22  

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