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2015 年度 研究成果報告書

性フェロモン剤(交信撹乱剤)抵抗性に関わるフェロモン受容体遺伝子変異の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25871089
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 昆虫科学
植物保護科学
研究機関国立研究開発法人 農業環境技術研究所

研究代表者

田端 純  国立研究開発法人 農業環境技術研究所, その他部局等, 主任研究員 (20391211)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードフェロモン / 化学受容 / 遺伝変異 / 抵抗性
研究成果の概要

チャノコカクモンハマキの性フェロモンは(Z)-11-テトラデセニルアセテートを含む4成分から構成され、この成分を性フェロモン剤として大量に処理すると、本種の配偶行動をかく乱し、交尾を抑制することができる。しかし、このようなかく乱効果を受けない抵抗性系統(R系統)が存在する。次世代シーケンスを利用してR系統のフェロモン受容体候補遺伝子を網羅的に解析し、対照系統(S系統)と比較した。その結果、R系統で明瞭に発現量が低下しているフェロモン受容体候補遺伝子が見つかった。受容体発現量の低下に伴うフェロモンの過剰受容を免れることで、R系統のオスは性フェロモン剤の影響を受けにくくなっている可能性がある。

自由記述の分野

化学生態学

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公開日: 2017-05-10  

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