研究課題
若手研究(B)
イオンモビリティー質量分析装置を用いて,生薬中の異性体成分,特に配糖体の位置異性体の分離と,ドリフトタイムから算出した衝突断面積の実測値と,分子シミュレーションから得られた衝突断面積の理論値の比較によって構造推定を行う手法を確立した。化合物のサイズや構造についての検討によって,アントラキノン配糖体や五員環アルカロイド、イリドイド配糖体が比較的高精度で構造推定可能であることが明らかになった。
生薬学