二種法のレーザー誘起蛍光法を用いることで、放電直後の固体表面極近傍におけるOH計測に成功した。この結果OHは誘電体表面から数10μm離れた領域で最も生成されていることが分かった。また二次元二光子吸収レーザー誘起蛍光法を用いることでN原子及びO原子の詳細な挙動観測を行った。これにより放電直後のN原子の密度分布を10μmの分解ので計測することに成功した。また上記手法を用いることで、これまで困難であった放電進展中におけるO原子の可視化に成功し、O原子が二次ストリーマで生成されていることを直接的に示した。
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