研究課題
若手研究(B)
完全に基礎物理定数に基づく電圧標準体系の確立を目指して、そのキーデバイスとなる量子化ホール抵抗分圧器開発およびその精密評価法の開発を行った。当初目標とした10:1比の量子化ホール抵抗分圧器開発には至らなかったが、開発した参照用抵抗分圧器を基準に2:1比の量子化ホール抵抗分圧器を0.1×10~(-6) オーダーの精度(不確かさ)で評価することができた。この成果により基礎物理定数に基づく電圧標準体系の確立の見通しをつけることができた。
電気・電子工学