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2014 年度 研究成果報告書

精密低周波交流電圧発生器を用いたゼーベック係数の絶対測定技術の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 25871194
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 計測工学
金属物性・材料
研究機関独立行政法人産業技術総合研究所

研究代表者

天谷 康孝  独立行政法人産業技術総合研究所, 物理計測標準研究部門, 主任研究員 (10549900)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード熱電変換 / 熱電効果 / 電気標準 / トムソン係数 / ゼーベック係数 / 熱電能 / 交流 / 直流
研究成果の概要

材料単体の熱電能(絶対熱電能)の新規評価手法を確立するため、トムソン効果を用いた測定技術の開発を実施した。交流信号を試料に印加したときの一次元熱伝導をフーリエの法則に基づき厳密に解析し、トムソン係数の新たな公式を導出した。白金材のトムソン係数を測定した結果、新規手法によって得られたトムソン係数は-8.3±0.3 μV/Kであった。一方、従来法によって得られたトムソン係数は-8.2±0.4 μV/Kであり、両者は標準偏差の範囲内でよく一致した。以上の結果から、新規測定法により熱伝導率や素子寸法情報を必要とせず、トムソン係数を評価可能であることが実証された。

自由記述の分野

工学

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公開日: 2016-06-03  

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