ポストペタスケール計算環境でアプリケーションの実効性能を維持しつつプログラムの継続実行を支援する高可用分散協調スケジューラの実証を目的とし、高可用分散協調スケジューラのプロトタイプシステムを設計,開発,評価した。 H25年度は、高可用分散協調スケジューラを設計してApache ZooKeeperを用いてJavaで実装し,その高可用性とスケーラビリティを調査した。H26年度は、User Level Fault Mitigation (ULFM) MPIをもちいてC言語で実装しているfalanxミドルウェアに提案する高可用分散協調スケジューラを実装し、提案手法の実現可能性を示した。
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