研究課題
若手研究(B)
研究全体の構想は、生まれ月とスポーツへの参加との関係を明らかにすることであった。本研究では特に、相対的年齢の効果について、ジュニア、シニア、トップアスリートを調査した。オリンピック種目を行う1,0000名以上の選手を対象に生まれ月を調査したところ、相対的年齢の効果は、男性と女性、子どもと大人、現在(2010年代)と過去(1940年代)、夏季と冬季種目とで異なることが明らかとなった。これらの結果は、相対的年齢の効果は、時代、年齢、競技レベル、性別、競技選手の数の影響を受けることを示している。
スポーツ科学(身体教育学)