研究課題
若手研究(B)
安全で有効性の高い治療の実現を目的に、前立腺癌に対し画像誘導下強度変調放射線治療の普及が期待されている。前立腺癌の放射線治療において最大の問題は直腸障害である。今回の検討では画像誘導下強度変調放射線治療による直腸障害は7.4%認めた。直腸障害を認めた群と障害を認めなかった群間で直腸線量に有意差を認め、解析の結果、70G、60Gy照射される直腸体積を少なくともそれぞれ10%以下、18%以下にする必要性が示唆された。
放射線治療