本研究では、情報を発見し取得する能力(ファインダビリティ)に着目し、能力格差により情報取得に偏りが生じないブラウザベースのマルチスクリーンシステムを提案した。提案するシステムは、提示された気になる情報をタップするだけで、関連する情報をつぎつぎと引き出すことができる。また、それらの関連情報を身の回りにある異なるスクリーンに直観的なインタフェースで表示させることができる。さらに、本研究成果を実装したシングルボードコンピュータをドローンに搭載することで、スマホを持つ複数のユーザにテンポラリに情報を共有できるシステムの開発を行いその有効性を検証した。これは事故や災害時などの情報共有に役立つ。
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