研究課題
研究活動スタート支援
「マルク・リシールを中心とした現象学運動における病理的現象の研究」というテーマの下、平成26年度(本課題最終年度)は、リシールの統合失調症に対するアプローチを研究した。(1)彼が自分の構築した現象学の概念を用いて、統合失調症の諸症状(妄想、幻覚、自動運動)をどのように論じたのか、(2)そこには哲学・人間学的にどのような意義と価値があるのか――この二点が具体的な研究作業となった。
哲学 現象学 病理学