研究課題
本研究の目的は、これまで取り組んで来たマダガスカル語Tandroy方言とその周辺で話されている諸方言の調査・分析を進め、動詞カテゴリーを中心としたマダガスカル語に特徴的な文法事象の詳細を解明することである。そして、それらを通じてマダガスカル語諸方言がいかなるれきしてき経緯を経て現在のそれぞれの体系になったかを考察することである。併せて、マダガスカル語以外の同族言語の調査・分析にも視野を広げ、オーストロネシア諸語の比較研究への発展を目指すことを目的としている。2014年12月に、比較研究のため、仏領ポリネシアのルルツ島を訪問し、これまでの調査データの確認および、新たに植物に関連する語彙の収集を行った。2015年3月は短期間ではあるがマダガスカルを訪問し、マラガシ語に関する情報収集及び調査の打ち合わせを行った。2015年6月にマダガスカル語に関する学術発表をケープタウンで行う。また、成果の一部を、2014年7月ボツワナで開催された国際学会、8月マレーシアで開催された国際学会、東京、沖縄での研究会で発表を行った。また、タンルイ語のデータを辞書作成ソフトに入力し、公開の準備を進めている。
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Actes du premier colloque international conjoint de la SCELLF et de la SJDF Enjeux et perspectives de l'enseignement du francais en Asie
巻: 1 ページ: 111-116
http://www.chikyukotobamura.org/muse/low130324s.html
http://www.chikyukotobamura.org/muse/low130529s.html