研究課題
今年度は8月から9月にかけてパナマ東部にて現地調査を行なった。調査前には、パナマの先住民が気候変動に関する経済開発への参加をとりやめたというニュースが流れていたので、この点について、主たる対象であるエンベラによるその考えを確認するなどした。新しい経済開発の不参加の決定は、それ自体で独立した問題というよりも、先住民を取り巻く社会環境の中で、先住民自身が手にした権利(土地に対する権利やそこでの開発を主体的に決定する権利)を十分に行使できないと感じざるを得ない状況があることが明らかになった。
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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