研究課題
研究活動スタート支援
本研究は、寺院資料調査を基盤として、そこに記された口伝・説話を収集し検討したものである。日本の寺院にはいまだ調査されていない資料が多く蔵されている。その中には師から弟子へと教えを伝えるにあたり語られた多くの口伝・説話が記されている。本研究ではそれらを収集することによって、寺院社会において口伝・説話がどのように機能していたのかを検討した。これらの検討によって説話とは何か、あらたな説話像を提示できたものと考える。
日本中世文学