研究課題
研究活動スタート支援
本研究はフランスにおける家族政策のサービス給付の政治的戦略を明らかにした。フランスは主たる保育方法として「認定保育ママ」が利用されており、その他に保育所やベビーシッター、育児休業給付など様々な保育方法を利用できるよう支援している。こうした多様な選択肢による保育の保障は「自由選択」として位置づけられる。本研究では「自由選択」による多様な保育方法が確立した政治的戦略の背景に、地方分権と保育所の不十分な整備、認定保育ママの活用があったことを示した。
比較政治