研究課題
研究活動スタート支援
本研究は、学校選択に代表されるマッチング理論のモデルを、アファーマティブアクション等の政策(ターゲット分布)を包含できるモデルへと拡張し、政策効果を分析した。アファーマティブアクション等の政策と、安定マッチングは両立することが明らかになり、様々な理論的結果を得た。特に、ターゲット分布に対して凸性を満たす距離関数を導入することで、ターゲット分布を達成するのみならず、タイプ間の平等も達成できるという政策効果がもたらされることが明らかになった。
理論経済学