研究課題
研究活動スタート支援
本研究では大学生を対象に,2回の質問紙調査と面接調査を行い,大学生の過敏型自己愛傾向の変容の要因と,そのプロセスを明らかにすることを目的とした。過敏型自己愛傾向に改善がみられた大学生に対して,面接調査を行ったところ,友人関係,家族関係,学業,アルバイトなど様々な状況で,価値観の広がりを感じられる経験をしていた。この経験を通じて,過敏型自己愛傾向の特徴の一つである,他者からの評価への過敏さが改善していくプロセスが示唆された。
臨床心理学