フランス・パリの法学部図書館であるクジャス図書館に出向き、日本では入手困難な資料を入手し、最近のフランスの共和制体についての議論について理解することができた。また、同時に、留学中の指導教授であったダヴィッド・カピタン教授をはじめとする現地の法学者との交流でき、大変有益な研究上の示唆を得ることができた。 その上で、最近のフランスの議論を参考にしながら、最近の日本の判例についても比較検討の上考察した論稿を首都大学東京の紀要である法学会雑誌に寄稿することができた。また、来月には、これもまたフランスの最近の憲法学の議論を基にして、他の研究者たちと教書で書いた判例研究の書籍を出版予定である。
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