研究課題
研究活動スタート支援
本研究では、スリランカ内戦(1983-2009 年)中のタミル・イーラム解放のトラ(LTTE)による領域統治が地域の社会資本・制度に与えた影響について、データの構築や質問票調査を通じて分析・考察を行った。政府軍と反乱軍との間の戦闘や内戦中の暴力は市民に対して様々な影響を及ぼしたが、これらに加えて反乱軍による公共サービスの提供も市民のアイデンティティ形成や規範・価値観の変化に影響を及ぼす要因であることが明らかにされた。
政治学、国際関係論