本研究の目的はサービス業を対象として、(1)異なる文化の消費者がソーシャルメディアによっていかなる影響を受けるか;(2)ソーシャルメディアがいかに効果的に商業化されるか;(3)ソーシャルメディアを通じて、消費者との長期的なリレーションシップをいかに築き上げるかについて探索することである。 これらの目的の達成のため定性的及び定量的分析を実施した結果、異なる文化を持つ消費者はソーシャルメディアに対する態度と認識が異なっていること、ソーシャルメディアの有効性は顧客満足、ポジティブな口コミ、再利用行動に正の影響を及ぼすことが明らかになった。
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