研究課題
研究活動スタート支援
本研究は、日本における予防接種のあり方を歴史社会学的に検証し、予防接種が各時代においていかに実践されていたか実態を解明するとともに、その予防接種の実践が帯びていた政治性を析出した。具体的には、(1)近世後期における天然痘の流行とその対処法、(2)近世後期における種痘の実践をめぐる議論の全容、(3)明治期から戦後にかけての種痘の実施状況を、それぞれ分析・解明した。
医療社会学