研究課題
研究活動スタート支援
本研究の目的は、音と映像の蓄積・分析による新たな音楽療法の支援・評価法を確立することである。研究では、発達に心配のある子どもを対象として、音楽療法中の対象児童と臨床者間の相互コミュニケーションの形成過程に着目した調査を行った。本研究で確立した質的・定量的評価と時系列分析の統合的活用は、子どもの社会性の変化、前言語・非言語コミュニケーション(音声表現、楽器操作、身体動作、注意行動)の発達変化と、これらの時間的関係を可視化できる手法であり、広く発達支援の現場で適応できる。
音楽療法