研究課題
研究活動スタート支援
本研究では、ポジトロニウム負イオンの一光子光脱離過程における共鳴(1P)を観測するために、ポジトロニウム負イオンのレーザー分光を行った。高強度ポジトロニウム負イオンビームと波長可変の紫外レーザー光源(225 - 230 nm)を用いることで、Ps(n=2)の形成しきい値より上に現れる形状共鳴を観測することができた。見積もられた共鳴エネルギーの値は量子三体計算の結果とよく一致することがわかった。
数物系科学