研究課題
2006年から2010年までに得られたVenus Expressの電波掩蔽データを解析し、それらの温度分布から試験的に熱潮汐波の振幅・位相の鉛直構造を計算した。その結果、高度60kmから下に伝播する波数2の成分を捉える事が出来た。しかし、データ数が少なすぎるため、高度45km以下では気温の日変化の影響を受けてしまい、十分な精度を持って捉えているとは言い難い。今度の方針として、2011年以降に得られたVenus Expressのデータも解析する事によりデータ数を増やした上で、温度分布データの精度を向上させ、そして熱潮汐波の構造を的確に捉えたい。尚、2011年以降のデータの解析は今年度中に終了させ、来年度から本格的に高度60kmから下に伝播する熱潮汐波の検出を試みる。
26年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2015 2014
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (5件)
Journal of Atmospheric Sciences
巻: 未定 ページ: 未定
Astrophysical Journal
巻: 51 ページ: -
10.1088/0004-637X/797/1/51
巻: 788 ページ: -
10.1088/0004-637X/788/2/117