本研究では、1.一分子レベルでのRNAのイメージングを可能にする、新規なイメージングの手法の開発と、2. 生体分子の局在化計測に向けた磁場によって発光が変化する一粒子観察系の構築を行った。1. では、A. 最適なプローブの設計と合成、評価、B. 一分子FRETの測定系の構築と観察を行った。2.では、磁場依存発光LNPの合成と最適化と、B.顕微下磁場発生装置の製作を行い、計測系のセットアップを構築することを目標とした。両研究とも概ね当初の目標を達成し、研究活動スタート支援研究として有意義な研究となった。
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