• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2014 年度 研究成果報告書

サーキット理論を用いた希少植物クロビイタヤの景観遺伝学

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 25890002
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 生物資源保全学
研究機関筑波大学 (2014)
北海道大学 (2013)

研究代表者

佐伯 いく代  筑波大学, 芸術系, 准教授 (70706837)

研究期間 (年度) 2013-08-30 – 2015-03-31
キーワードクロビイタヤ / カエデ / 絶滅危惧種 / 保全 / 遺伝子流動 / 景観
研究成果の概要

本研究は、(1)絶滅危惧種クロビイタヤを対象として遺伝的多様性の空間パターンを明らかにし、(2)森林の分断化や生育地周辺の景観特性との関係を、サーキット理論を用いて定量化することを目的とする。サーキット理論は、土地利用のモザイク性が、野生生物の移動・分散にどのような影響を与えるかについて、遺伝子及び景観という二つのレベルの情報を統合し、解析するためのものである。この理論によって計算した抵抗距離と、クロビイタヤの遺伝距離とは有意な相関が見出され、生育地周辺の景観構造 - 特に森林の不連続性が本種の遺伝子流動に負の影響を与えていることが示唆された。

自由記述の分野

保全生態学

URL: 

公開日: 2016-06-03  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi