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2014 年度 実績報告書

神経系exosomeに内包する新規レビー小体認知症関連ncRNAの同定と機能解明

研究課題

研究課題/領域番号 25890012
研究機関大阪大学

研究代表者

河原 裕憲  大阪大学, 免疫学フロンティア研究センター, 特任研究員(常勤) (00424177)

研究期間 (年度) 2013-08-30 – 2015-03-31
キーワードexosome / 脳神経疾患 / α-synuclein / IP3 / ncRNA
研究実績の概要

レビー小体認知症の病理所見である蛋白質凝集体(レビー小体)の主要構成成分であるα-synucleinについて解析した。近年注目されている細胞間情報伝達手段として分泌小胞であるexosomeがある。申請書の多方面的アプローチについて解析した結果、IP3刺激依存的に神経系exosome内にα-synucleinが選択的に内包化されてくことを明らかにした。このα-synucleinとexosome内で同じ挙動をとる分子を質量分析で探索し、非刺激群との半定量値でIP3刺激の値の高い14分子を絞り込み、さらに、α-synucleinのexosomeへのリクルートにRpn1が顕著に機能することを明らかにした。
このRpn1の機能はα-synucleinをexosome内にリクルートすることで、結果的に、exosomeを介してグリア細胞(マイクログリア、オリゴデンドロサイト)にα-synucleinを効率的に伝播した。IP-qPCRからRpn1とα-synuclein RNAの相互作用が確認され両者が同じRNP複合体に存在することが明らかにした。また、exosome内のα-synuclein RNAについて、パーキンソン病患者脳脊髄液中での存在を調べたところ、対象群(疾患コントロール)に比べて増加傾向にあった。

現在までの達成度 (段落)

26年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

26年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2014

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 神経系エキソソームを介した新規グリア細胞応答因子の探索2014

    • 著者名/発表者名
      河原裕憲 奥野龍禎 望月秀樹 華山力成
    • 学会等名
      第37回 神経科学学会
    • 発表場所
      横浜市
    • 年月日
      2014-09-11 – 2014-09-13

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公開日: 2016-06-01  

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