研究課題
研究活動スタート支援
インターロイキン(IL)-27はIL-6/IL-12サイトカインファミリーであり、炎症性腸疾患(IBD)の抑制に重要な役割を果たすIL-10の産生をT細胞(Tr1)から誘導することが知られている。本研究では、デキストラン硫酸ナトリウム(DSS)投与による腸炎モデルマウスにおいて、内在性のIL-27シグナルにより、CD11b+CD11c+CD64+マクロファージから早期にIL-10産生が誘導されることで腸炎を抑制する機構が存在することを明らかにした。
免疫学