• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2014 年度 研究成果報告書

抗体によるウイルスの出芽阻害メカニズムに関する研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 25892002
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 獣医学
研究機関北海道大学

研究代表者

梶原 将大  北海道大学, 人獣共通感染症リサーチセンター, 研究員 (70711894)

研究期間 (年度) 2013-08-30 – 2015-03-31
キーワードフィロウイルス / エボラウイルス / マールブルグウイルス / 出芽 / 抗体 / 表面糖蛋白質 / エボラウイルス病 / マールブルグ熱
研究成果の概要

過去の研究を通してウイルスに対する出芽阻害抗体を得たが、阻害機序や防御免疫への寄与は不明であった。本研究を通して、鼻腔内免疫によりインフルエンザウイルスに対する放出阻害抗体が誘導されることがわかった。また、誘導されたIgA抗体を介したウイルス粒子の架橋により、新生ウイルスが細胞上に繋留される事が示唆された。このウイルス放出阻害が鼻腔内免疫による亜型間交差防御の機序である可能性が示唆された。また、出芽阻害抗体の有する防御効果をマールブルグ熱の齧歯類動物モデルを用いて検討した。その結果、出芽阻害抗体投与群において予後の改善が見られた。よって、出芽阻害抗体が生体の感染防御に寄与するものと考えられる。

自由記述の分野

ウイルス学

URL: 

公開日: 2016-06-03  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi