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2014 年度 研究成果報告書

放射線脳壊死の発症機序解明における神経幹細胞および分化細胞の関与についての研究

研究課題

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研究課題/領域番号 25893030
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 放射線科学
研究機関群馬大学

研究代表者

磯野 真由  群馬大学, 重粒子線医学推進機構, 研究員 (90713511)

研究期間 (年度) 2013-08-30 – 2015-03-31
キーワード神経幹細胞 / 脳腫瘍細胞 / ネクローシス / アポトーシス / 放射線
研究成果の概要

本研究では放射線照射後のネクローシス及びアポトーシスの誘導について、神経幹細胞と脳腫瘍細胞を比較した。神経幹細胞または脳腫瘍細胞に対してX線照射し、Acridine Orange及びEthidium Bromideの二重染色によってネクローシスとアポトーシス細胞の割合を測定した。その結果、神経幹細胞はアポトーシスによる細胞死の亢進が認められた。一方で脳腫瘍細胞はアポトーシスに対して抵抗性であった。また、神経幹細胞ではp53のリン酸化の亢進が認められた。さらに、バイスタンダー効果について解析したところ、神経幹細胞におけるX線誘発のアポトーシスの多くは直接効果によるという予備的な結果が得られた。

自由記述の分野

放射線生物学

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公開日: 2016-06-03  

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