• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2014 年度 研究成果報告書

炎症・ストレスシグナルを介したNASH発癌機構の解明と治療応用への基礎的検討

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 25893042
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 消化器内科学
研究機関東京大学

研究代表者

中川 勇人  東京大学, 医学部附属病院, 助教 (00555609)

研究期間 (年度) 2013-08-30 – 2015-03-31
キーワード非アルコール性脂肪肝炎 / 肝細胞癌
研究成果の概要

本研究では新規マウスモデルを用いて、NASH・肥満による肝発癌機構について解析した。小胞体ストレスと肝脂肪蓄積は脂肪酸合成に重要な転写因子SREBP1の活性化を介して悪性サイクルを形成し、TNFをはじめとする炎症性サイトカインの発現亢進などを通じて肝発癌を促進した。また小胞体ストレス低減剤やTNF阻害剤の投与によってマウスの病態を改善させた。これらはNASH・肥満肝癌の有望な治療ターゲットとなり得ると考えられた。

自由記述の分野

肝臓病学

URL: 

公開日: 2016-06-03  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi