研究課題
研究活動スタート支援
本研究は、地域在住高齢者に対し、特に栄養学的要因に着目した新たな予防的スキンケア技術を確立するために、皮膚脆弱性の有症率と生活習慣、栄養状態・摂取量の関連を検討した。3地区の高齢者128名を対象とした。栄養状態・摂取量、皮膚関連生活習慣を自記式質問紙にて調査し、下肢の皮膚状態として乾燥や真皮状態を評価した。保湿や清潔、日光暴露保護に関わる生活習慣、抗酸化ビタミンの摂取や肥満が皮膚の状態と関連することが明らかとなり、栄養学的視点を取り入れた新たな皮膚脆弱性の予防介入の視点が得られた。
老年看護学/地域看護学