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2014 年度 実績報告書

肝発癌を促進する腸内細菌叢の同定

研究課題

研究課題/領域番号 25893081
研究機関金沢大学

研究代表者

飯田 宗穂  金沢大学, 医学系, 助教 (40705604)

研究期間 (年度) 2013-08-30 – 2015-03-31
キーワード肝癌
研究実績の概要

肝細胞癌発癌において腸内細菌叢の関与が報告され、発癌予防の標的として注目されている。本研究では、肝細胞癌患者の腸内細菌叢の特徴を検討することを目的とした。
C型慢性肝炎由来肝細胞癌患者(HCC)8名、非担癌C型慢性肝炎患者(CLD)8名、健常者(HD)6名の便中DNAをイルミナ社Miseqを用いて全ゲノムショットガンシーケンシングを行った。QCやヒトゲノムの除去を経て得られたリードから、細菌叢の組成を同定し、クラスタリング、多様性の計算を行なった。肝細胞癌に特徴的な腸内細菌を線形判別分析にて決定した。Average linkage clusteringではHD 5人とCLD 3人が近くクラスタリングされ、HCC8人を含む残りが近くクラスタリングされた。細菌種に対する多様性の指標であるShannon-Wiener Indexの計算ではHD 2.18, CLD 2.12, HCC 2.07と有意差を認めなかった。線形判別分析ではHD群との比較でもCLD群との比較でも、複数の細菌目、科がHCC群に有意に特徴的であった(P<0.05)。

現在までの達成度 (段落)

26年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

26年度が最終年度であるため、記入しない。

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公開日: 2016-06-01  

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